あなたの爪はキレイですか?
足の爪が分厚かったり、濁って汚かったりしていたら、もしかしたら爪水虫(爪白癬)かもしれません。
でも、爪水虫かどうかを判断するのは難しいものです。
そんなわけで、爪水虫を自分で判断するための「簡易的な診断方法」を紹介したいと思います。
爪水虫の自己診断方法!
爪水虫になる条件とチェック項目
まず最初に、爪水虫になってしまう”条件”について知っておきましょう。
爪水虫は必ず、「まず水虫になってから」発症します。
足の裏や足の指の間などが水虫ではないのに、爪だけ爪水虫になることはありません。
爪は硬い角質で出来ているので、そう簡単に白癬菌は侵入することができないのです。まず足の皮膚が水虫になり、水虫になった爪まわりの皮膚から、ゆっくりと時間をかけて爪が侵されていきます。
水虫から爪水虫へと移行する期間は、一説には10年ほどもかかるともいわれています。
つまり10代20代では、爪水虫の患者はほとんどいないと思っていいでしょう。逆に高齢者で長年水虫に悩んでいる方の場合、爪水虫も併発している可能性が高いです。
もし自分の爪が変形していて、それが爪水虫かも?と思った場合は、以下の項目をチェックしてみましょう。
あなたは水虫ですか?
→もし水虫でない場合は、爪水虫が先に発症する確率は限りなくゼロに近いです。
もし水虫だった場合、水虫歴は何年くらいですか?
→水虫になって数年であれば、まだまだ爪水虫になっている可能性は低いでしょう。
見た目での爪水虫判断
先ほどの「爪水虫になる条件」を満たしていて、なおかつ爪が変形している場合は、爪水虫になってしまった可能性もゼロではありません。
爪の形状から判断するために、爪水虫の見た目や主要な特徴を、画像を使って紹介します。
爪に白い線が入る
爪水虫になると、爪の表面が白くなったり、白いスジが走ったように見えます。
爪が濁る
白癬菌に侵された爪は、濁って汚く見えます。
白く濁ったり、黄色く濁ることが多いですが、酷いものだと黒く変色してしまう場合もあります。
爪が分厚くなる
爪水虫の爪は白濁すると同時に、異常に分厚くなります。
爪がボロボロと剥がれ落ちる
爪水虫の爪はボロボロと剥がれ落ちることがあります。
爪切りで切っても、爪自体がもろくなっているので、パチン!と小気味よく切ることが出来ません。
ポロポロとこぼれた爪の粉は、家族への感染の原因にもなるので注意が必要です。
自己判断で気をつけたいこと
爪水虫を自己判断するには、「爪水虫になる条件」を知り、「爪の見た目」をよく観察する必要があります。
とはいえ、爪水虫かどうかを自己判断するのはかなり難しいでしょう。
実は爪水虫を見た目だけで診断するのは、皮膚科の専門医でもけっこう難しいものです。
爪水虫と似たような症状が他の原因で発生している可能性もあるため、正しい診断を下すためには爪の濁った部分を削って、白癬菌の存在を顕微鏡で観察する必要があります。
白癬菌は爪の底の部分から侵入して、どんどんと奥に進行していきます。白癬菌は爪が伸びるにしたがって、爪の下部から上部へと押し上げられるように移動するのですが、それらの白癬菌は栄養状態が悪く活性が低下しています。そのため、そのような表面部分の爪を採取しても、うまく白癬菌が見つからない場合があります。
正しく検査するには、検体はできるだけ深い部分から採取する必要があるのです。そこまでしないと、正確に爪水虫になっているかどうかの判断はつかないのです。
自己判断が難しいのも頷けますね。
爪水虫の形状を知れば、かなりの確率で爪水虫かどうかは判断できるでしょう。ですが数か月~半年程度、水虫の薬を使ってみてまったく何の変化もない場合は、その爪の変化は水虫(白癬菌)が原因ではない可能性もあります。
確実に自分が爪水虫かどうかを知りたい場合は、ちゃんと皮膚科のクリニックで調べてもらった方がいいですね。
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