水虫の治療方法と注意点 爪水虫の治し方

爪水虫や水虫治療には眠るときは靴下を履かない方がいい理由

眠るときに靴下を履いて寝ていますか?

特に冷え性で悩んでいる方は、「布団に入っても足が寒くて寝れない!」なんて靴下を履いて眠ることが多いと思います。中には2枚くらい重ねて履いて、足先がモコモコ状態の方もいるのではないでしょうか。

ですが、眠るときに靴下を履いていると、睡眠の質が下がるばかりか、爪水虫や水虫の進行を速めてしまう可能性があります。

その理由と、靴下を履かずにグッスリと眠れる対策を紹介します。

高温多湿を好む白癬菌

水虫は冬には症状が収まり、夏になると痒みや皮膚がめくれる等の症状が悪化します。

冬は水虫が一見治ったように見えますが、これは寒さと乾燥で白癬菌の活動が低下しただけ。実際には皮膚や爪の奥に白癬菌は生きていて、春や夏になるとまた水虫の症状がぶり返してしまいます。

また、水虫が成人してから発症する確率が高いのは、仕事で1日中靴を履く必要があるからといわれています。

靴を履くと靴の内部で熱がこもり、湿度が急上昇します。高温多湿の状態では、白癬菌の活動が活発化してしまいます。

つまり、白癬菌は高温多湿を好むので、水虫は高温多湿の状態に症状が酷くなったり、進行が早くなってしまうということです。

もし1日中靴下を履いていたら、水虫の症状が早まる可能性がありますね。

眠るときは靴下を履かない方がよい!

ず~っと靴下を履いていると、靴下の中が高温多湿になり、白癬菌が元気になってしまう。

だけど、仕事があったりするので、昼休みに靴下を脱いでリラックスるするわけにもいかない・・・。

そんな時は、せめて眠るときだけでも靴下を履かないのがオススメです。

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特に冷え性に悩んでいる方は、冬の寒い時期に布団に入ると足先が冷たくて眠れないと感じることも多いでしょう。

ですが、そこで靴下を履くと寝つきが悪くなり逆効果になってしまいます。

寝つきを良くしたり、睡眠の質を上げるには、体を温めるよりも適切に体温を下げることの方が重要です。

靴下を履くと足に熱がこもって、湿度も上がり、上手く体温が下がりません。

もちろん、睡眠中に靴下の中が高温多湿になり、白癬菌の活動が活発化してしまうでしょう。

もしどうしても足が冷たくて眠れない場合は、足先だけ1枚余分に毛布やタオルケットを使用して暖かくしましょう。

そうすれば、適度な通気性を保てるので、足から熱を放出することもできますし、熱がこもることもないうと思います。

冷え性がつらくて足先が冷えるという方は、1日中あったかいモコモコの靴下を履いているかもしれません。

靴下を履くこと自体は問題ありませんが、たまには靴下を脱いで靴下内部の湿気や熱を放出したり、眠るときくらいは脱ぐことも大切です。

白癬菌は高温多湿で元気になることを覚えておきましょう!

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