水虫をちゃんと治療して、足の指がきれいになっても、半年たち、1年経過したあとに突然に水虫が再発してしまうことがあります。
そういえば…と思い出すのは、いつも「足が痒い」とボヤいているくせに、まったく水虫の治療をしようとはしない父親。
「ちゃんと水虫治してよ!!私に移るじゃない!!!」
「あぁ~わかったよ~」
そんな生返事を繰り返すばかりで、不潔なオヤジは聞く耳を持ちません。
せっかく自分が頑張って水虫を治療したとしても、家族が水虫で白癬菌をばらまいていたとしたら、ずっと再発を繰り返してしまう。
お風呂場や足ふきマットに水虫の原因である白癬菌がいるとしたら、なんだか気分も悪いです。
水虫の家族が水虫を治療しようとしない場合、どうすればいいのでしょうか??
繰り返し再発する水虫は家族のせいではない
もし自分がちゃんと水虫を治療したのに、それが数か月後や数年後に再発した場合、その原因は家族ではない場合がほとんどです。
基本的に水虫の原因である白癬菌は、とても感染力が弱いカビの一種。
白癬菌が足の裏に付着しても、ちゃんと根を張るまでにかなりの時間が必要になります。
そのため、1日に1度白癬菌がついた部分を水でサッと流すだけで、白癬菌は簡単に皮膚から流れ落ちてしまいます。
白癬菌は24時間以内に洗い流せば感染することはないといわれているのです。
普通に毎日お風呂に入ったり、日常的に足の裏を清潔に保てば、家族からの水虫の感染は高確率で防ぐことが出来るのです。
私は学生時代に右足だけ水虫になりました。しかしそれから足を清潔にすることを心がけた結果、20年以上たちますが左足は水虫になっていません。
10年以上同居していて、同じお風呂に入っている妻も、水虫に感染してはいません。
お風呂に入るのが2日に1度であったり、普段から足を不潔にしているのなら、それを改善すれば家族間の水虫感染はほとんど防げます。
ではなぜ水虫は再発を繰り返してしまうのでしょうか?
水虫が繰り返し再発する一番の原因
水虫が治ったと思っても、半年後、1年後に再発してしまう理由はとてもシンプル。
つまり水虫が完治していないために、再発してしまうのです。
水虫の薬を数か月使い続けると、すぐに痒みも取れますし、足の裏がかなりキレイになります。
ですが、水虫の原因である白癬菌は死滅していません。表面の皮膚からはいなくなったものの、角質の奥深くではしっかりと生きています
そのため「水虫が治った~!」と思っても、時間が経過したり、湿気が多くなる夏場になると、角質の奥の白癬菌が活発に活動を開始して水虫が再発してしまいます。
たしかに水虫になってしまうきっかけは、家族から出会ったり、公共施設の利用であったりすることが多いです。ですが「水虫の再発」に関していうならば、ちゃんと水虫が完治していなかったことが原因で再発を繰り返すパターンがほとんどなのではないでしょうか。
水虫の再発を繰り返さないためにやるべきこと
水虫が再発を繰り返す原因は、家族が水虫であるからではありません。
その原因は水虫の治療が完ぺきではなかったことにあります。
水虫が完治したと思っても、その後数カ月は、念のため水虫薬を塗り続けた方がいいでしょう。
そして本当に完治したのであれば、後は普通に足の裏を清潔にしているだけで、家族からの水虫感染はほとんど防げると思います。
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