爪水虫の治し方

爪水虫の治療法としてルリコンが有効ではない理由

ルリコン軟膏とは、水虫の原因である白癬菌に対して強い殺菌効果を持つ「ルリコナゾール」という成分が配合されてい塗り薬。

ルリコナゾールはイミダゾール系の抗真菌薬で、白癬菌やカンジダの殺菌に効果を発揮します。主に液体、クリーム、軟膏の3種類が販売されています。

このルリコナゾールが配合された抗真菌薬がルリコンです。ルリコン軟膏、ルリコンクリーム、ルリコン液などが製造されています。

 

水虫の治療にはとても有効なルリコン・シリーズですが、爪水虫の治療には効果を発揮するのでしょうか?

 

…残念ながら、他の多くの水虫薬と同じように、爪水虫の改善には効果を発揮しません。

 

爪水虫(爪白癬)は爪の奥深くにある、爪床に白癬菌が感染してしまうことが原因。

爪の表面に薬効成分を塗っても、爪の奥に潜む白癬菌を殺菌する効果は得られません。これは軟膏もクリームも液状タイプも同じです。

爪水虫をちゃんと治療するには、爪水虫を治療するための内服薬や、爪水虫専用の塗り薬を使用する必要があります。

ルリコンを購入するには?

ルリコンは他の水虫薬に比べても、即効性に優れていて、1日に1回の塗布でも十分に効果を発揮します。

爪水虫には効果はないものの、普通の水虫であれば継続使用で完治させることも可能でしょう。

ですが、ルリコンは普通の薬局では販売していません。もちろんアマゾンや楽天などの通販サイトで販売もしていません。

ルリコンを購入するには医師の処方箋が必要なので、手に入れたい場合は近くの皮膚科を受診して診てもらう必要がありますね。

爪水虫(爪白癬)を治療するには?

ルリコンは爪水虫を治療するのに向いていません。

治療するには内服薬を服用するか、爪水虫専用の商品を使用する必要があります。

内服薬は皮膚科を受診すれば処方してくれます。医師の指導の下に服用し、身体の内部から有効成分を爪の奥に浸透させ、爪水虫の原因である白癬菌を殺菌します。

内服薬は爪白癬の治療には最も有効な方法です。

確実に爪白癬を治療したい場合は、内服薬による治療がオススメ。ただし、肝臓に負担をかけたり、数か月~半年以上飲み続ける必要があったりと、デメリットもあるので注意が必要です。

 

内服薬よりは劣るものの、クリアネイルショットαという商品も、爪水虫の改善にオススメです。

クリアネイルショットαは一部上場企業の北の達人コーポレーションが製造・販売している爪水虫ケアジェル。強い殺菌作用を持つ竹酢液やティーツリーオイルが配合されていて、硬い爪の奥にも浸透するように工夫されています。

ナチュラルな成分で作られているので、副作用の心配がなく、妊婦や肝臓が弱い方でも安心して使えます。

クリアネイルショットαは北の達人コーポレーションの公式販売サイトで通販で購入することができます。

まとめ

ルリコンは水虫治療には有効でも、爪水虫には効果を発揮しません。硬い爪に塗っても、有効成分のルリコナゾールが浸透していかないからです。

爪水虫を改善させたいのなら、水虫治療とはまったく別の方法を試す必要があるんですね。

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