爪水虫の治し方

太っていると2倍以上も爪水虫になりやすくなる!肥満体形が爪水虫にならないための注意点

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「肥満」と「爪水虫」、一見関係ない2つに関連性があるという研究結果が発表されました。

その論文が掲載されたのは「Journal of the American Academy of Dermatology」という専門誌で、韓国の研究者によるものです。

その内容と共に、肥満でも爪水虫にならないための対策を紹介します。

太っていると2倍爪水虫になりやすくなる!?

水虫は足の裏に「白癬菌」という真菌が感染して発症します。皮膚がめくれたり、乾燥したり、激しいかゆみを覚えたりするといった症状が現れます。

この水虫を治療せずに放置しておくと、白癬菌が硬い爪の中まで侵入して爪水虫になってしまいます。

爪水虫になった足の爪は、痒みなどの実害はないものの、表面が白濁したりガサガサしたり、ボロボロに脆くなったり、分厚く変形してしまいます。

 

つまり水虫や爪白癬は白癬菌という真菌の一種が皮膚に感染することで発症する感染症の一種なんですね。

感染症は免疫力が高ければリスクが減りますが、何らかの理由で免疫力が低下している場合には、そのリスクが上昇してしまいます。

例えば加齢による免疫力の低下は爪水虫のリスクを上げてしまうことが知られています。

高齢者の足の爪を見てみると、水虫の患っている人のほとんどが爪も変形し、白濁しています。

これは長期間、水虫状態を放置していたため、そして高齢になって免疫力が低下したため、爪にまで白癬菌が侵入してしまったからでしょう。

それ以外にも「糖尿病による免疫力の低下」も爪水虫になりやすくなる一因といわれています。

 

今回の研究では、「肥満」もまた爪水虫のリスクを上げてしまうことが示されました。

 

韓国の20歳以上の成人約900万人を対象として、体型と爪真菌症(爪水虫)との関係を調べました。

その結果、太っていればいるほど爪水虫の発症率が高まることがわかったのです。

BMI18.5以下の痩せ体形の人の爪水虫保有率は1.25%

対してBNI30以上の肥満体形の人の爪水虫保有率は2.97%と、2倍以上の開きがあったのです!!

なぜ肥満体形は爪水虫になりやすいのか?

なぜ太っていると爪水虫になりやすいのでしょうか?

その明確な理由については詳細にわかってはいませんが、予測することはできます。

肥満体形が爪白癬のリスクを上げる3つの要因を紹介します。

①免疫力が低下

まずひとつが免疫力の低下です。

一般的には肥満だからといって、免疫力が低くなるとは限りません。

ですがBMI=30以上ともなるとかなりの肥満体形。

栄養の偏った食事や運動不足などによっと不健康に太っていると糖尿病予備軍になってしまい、免疫力が低下している可能性があります。

そのため、痩せている方と比べて優位に爪白癬のリスクが高まっているのではないでしょうか。

②湿気が多くなる

白癬菌はジメジメとした場所で働きを活性化させ、乾燥していると動かなくなります。

水虫は夏に症状が酷くなり、乾燥した冬に収まるのはこのためです。

肥満体形だと汗をかきやすく、靴や靴下の中で蒸れやすい。その結果、足裏の白癬菌が活性化してしまう。

だからこそ、爪白癬になりやすい可能性が考えられます。

肥満体形で水虫に悩んでいるとしたら、5本足ソックスを履いたり、足を意識して乾燥させるなどして対策をしたほうがいいでしょう。

③爪への圧力

足の爪ってなんであるのか、疑問に思ったことはないでしょうか?

手の爪であれば細かい作業をするときに便利であったり、痒い所を掻いたりと、いろいろと便利ですが。

実は足の爪は足と体重を支えるために重要な役割をしています。踏ん張る力をつま先で支えているのが足の爪なのです。

そのため、爪水虫が進行して変形してしまった場合には、足の踏ん張りが効かずに転倒してしまうリスクが上がってしまいます。

足の爪って役に立っていないようで、実は歩いたり体を支えたりするのにとても大切なんですね。

 

もし肥満体形で身体が重かったとしたら…足の爪に痩せている人よりもはるかに強い圧力がかかっていると考えられます。

その爪にかかる圧力が爪の変形の原因になり、爪が変形して水虫に侵された皮膚に食い込むことで爪白癬のリスクが上昇する…そんな可能性もあるのではないでしょうか。

 

免疫力、湿気、圧力、以上の要因が肥満体形の爪水虫リスク上昇を引き起こしている可能性があります。

太っている人が爪水虫にならないための対策

肥満体形の方が爪水虫にならないためにしなければならないのは、当然ですがダイエットです。

体重を減らすことができれば、その分だけ爪水虫のリスクも低下するでしょう。

しかしながらBMI=18.5以下のやせすぎ体形になると、爪水虫にはならないかもしれませんが、様々な健康への悪影響も現れます。

一般的にはBMI=22くらいが一番健康で長生きできるといわれています。

BMI=22を目安にしてダイエットをすれば、健康で爪水虫にもならない体型を手に入れることができるでしょう。

 

つぎに、具体的な爪水虫予防対策を紹介します。

まず足の裏が水虫ではないという方であれば、たとえ肥満体形であってもいきなり爪水虫になる可能性はゼロです。

”可能性が低い”ではなく”ゼロ”。

足の裏が水虫にならない限り、爪水虫なることはありません。

 

爪水虫にならないためには、水虫を予防することが大切になってきます。

たとえ足の裏に水虫の原因である白癬菌が付着したとしても、白癬菌はとても感染力が弱い菌なので24時間以内に洗い流せば水虫にはならないといわれています。

しかも水で流せばすぐに皮膚から流れ落ちるので、特別な石鹸を使う必要もありません。

つまり1日に1回お風呂に入って足を清潔に保てば、水虫の感染を限りなく低く抑えることができるってこと。

家族に水虫がいても、十分に予防することは可能です。

ただし、足の裏を不潔にしていたり、よく洗えていなかったりした場合は水虫になってしまう可能性があるので注意が必要です。

 

もしすでに水虫になってしまっていて、まだ爪水虫にはなっていないということであれば、一番大切なのは水虫をしっかりと治療することです。

水虫の治療には皮膚科を受信するのもいいですが、最近の薬局で売っている水虫薬も十分に効果を発揮するものがそろっています。

大事なのは継続すること。

水虫薬を塗ると1か月もすれば皮膚がキレイになって痒みもなくなります。ですが、角質の奥には白癬菌がまだ残っています。ここで水虫薬を止めたらいずれ再発してしまうでしょう。

水虫薬は治ったと思っても最低でも3か月、できれば半年以上使い続けるのが大事です。

 

もし肥満体形でありながら、すでに爪水虫になってしまった場合は、皮膚科を受診するのが一番確実です。

皮膚科で爪水虫を治療する飲み薬などを処方してもらい、適切に治療しましょう。

爪水虫の治療と同時にダイエットをすれば、治療をより確実できるでしょうし、再発を予防することにもつながると思います。

爪水虫に効くとされる商品も市販されているので、病院に行きたくなければそういった爪ケアグッズを試してみるのもいいかもしれませんね。

肥満と爪水虫の関係まとめ

爪水虫と肥満が関係なるなんて意外でしたね。

肥満体形は様々な成人病のリスクを上げてしまいますが、爪水虫にもなりやすくなってしまうようです。

爪水虫は一度なってしまうと、完治がなかなか難しい感染症です。

爪水虫になると爪が白濁して汚く見えるし、分厚くなったり、ボロボロになってしまったり、とにかく見た目が悪くなっちゃいます。

奇麗な爪を保持するためにも、ダイエットで爪水虫のリスクを下げましょう。

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