爪ケアジェルのクリアネイルショットαは「にごり爪」「変色爪」「ガサガサ爪」などにアプローチできる成分がたくさん配合されています。
では、クリアネイルショットαは変色爪の一種である緑色爪に使っても大丈夫なのでしょうか?
爪が緑色に変色してしまう緑色爪の原因と、緑色爪にアプローチするクリアネイルショットαの成分を紹介します。
緑色爪の原因とは?
まずは簡単に緑色爪の症状と原因を紹介します。
緑色爪はその名の通り、爪が緑色に変色してしまう症状の事。
その原因は、爪の中で緑膿菌という細菌が繁殖してしまうことにあります。
緑色爪の画像:日本皮膚科学会HPより参照
緑膿菌(りょくのうきん)は腸内細菌の一種で、私たちの身近に存在する一般的な最近です。
最近では特に若い女性に緑色爪が増えていると言われています。
その理由は、ネイルやジェルネイルを多用しているから。
緑膿菌は湿った環境で活性化するので、付け爪と自分の爪との隙間で繁殖し、それが爪の中まで侵入してしまうことから緑色爪が発症します。
また、ネイルやジェルネイルを付けたり剥がしたりを繰り返していると、爪の表面に見えない傷がたくさんついている状態になってしまうでしょう。
そんな見えない傷から緑膿菌が入り込んでしまうことも、緑色爪のリスクを上げているといっていいです。
緑色爪になってしまうとネイルを楽しむこともできないし、指先や足先を誰かに見られるのも恥ずかしい!
特に夏になって薄着になる機会が多いと、かなり困ってしまいます。
緑色爪になってしまった爪は、どのようにして綺麗にすることができるのでしょうか?
緑色爪の治療方法
「緑色爪専用の治療薬」というのは販売していないので、もし緑色爪を治したければ皮膚科を受診するのがよいでしょう。
爪は皮膚の変化したものなので、爪のトラブルや病気は皮膚科の受診が基本です。
緑膿菌にたいして効果のある”抗菌薬”を生爪に塗り続けることで治癒できると思います。
皮膚科であれば、その症状に合わせて専門医が適切に処置してくれるでしょう。
ですが、せっかく爪がキレイになっても、ネイルを多用していては再発する可能性もあります。
普段からネイルを付けた後は清潔にしたり、ネイルを使う時間を短くしたり、爪を乾燥させたりすることで、緑色爪の予防を心がけましょう。
クリアネイルショットαと緑色爪の関係
クリアネイルショットαは「竹酢液」や「ティーツリーオイル」などの殺菌力の強い天然成分がたくさん含まれています。
それらのアプローチ成分が、硬い爪の奥にも浸透するように浸透力特化製法で作られています。
そのおかげで爪の奥まで竹酢液やティーツリーオイルが浸透して、爪を中からキレイにしてくれるんですね。
竹酢液はいろんな細菌に対して殺菌作用があります。殺菌効果と竹酢液の濃度を紹介します。
竹酢液の殺菌効果が現れる濃度
- 黄色ブドウ球菌…濃度0.7%で殺菌効果アリ
- 白癬菌…濃度0.35%で効果アリ
- カンジダ菌…濃度6.2%で殺菌効果アリ
- 緑膿菌…濃度3.0%で殺菌効果アリ
次にティーツリーオイルの殺菌効果です。
ティーツリーオイルの殺菌効果が現れる濃度
- 黄色ブドウ球菌…0.2%で殺菌効果アリ
- 白癬菌…0.3%で殺菌効果アリ
- カンジダ菌…0.2%で殺菌効果アリ
- 緑膿菌…1.0~2.0%で殺菌効果アリ
ティーツリーオイルにはテルピネン-4-オールと呼ばれる殺菌成分が豊富に含まれています。1995年に発表された研究では、テルピネン-4-オールに大腸菌、黄色ブドウ球菌、カンジダ菌、緑膿菌への強い作用があることがわかりました。
緑膿菌への殺菌効果は、ティーツリーオイルに含まれるテルピネン-4-オールの作用だと考えられます。
というわけで、竹酢液もティーツリーオイルも、緑膿菌に対して殺菌作用があることがわかりますね。
このことから、浸透力特化製法で作られたクリアネイルショットαは、緑色爪に使ってもまったく問題ないことがわかるのではないでしょうか。
天然成分ですので副作用の心配もなく、安心して使うことができると思います。
クリアネイルショットαを手の爪に使う場合の注意点
クリアネイルショットαは汚く変色したり、ボロボロになってしまった足の爪をケアするための爪用ジェルです。
クリアネイルショットαにはたくさんの爪にアプローチする成分が含まれていて、爪をピンク色で健康的にしてくれます。
でも、このクリアネイルショットαは足の爪以外に使えるのでしょうか??
例えば足の爪ではなく、手の爪に塗っても大丈夫?
例えば足の爪に塗ったついでに、足の指の間や足の裏に塗ったら?
販売元である北の快適工房に問い合わせて聞いてみました。
クリアネイルショットαは手の爪にも使える??
ガサガサだったり白濁して変色した爪をピンク色の健康な爪にしてくれるクリアネイルショットαですが、これは手の爪に使っても問題ないのでしょうか?
結論から申し上げますと、クリアネイルショットαは手の爪に使っても手の爪をしっかりとケアしてくれます。
クリアネイルショットαは浸透力特化製法で作られていて、硬いケラチンでできた爪の奥までアプローチ成分が届くという特徴があります。
なので、足の爪だけではなく手の爪のケアにも問題なく使えるんですね。
手の爪がガサガサしていたり、分厚くなっていたり、見た目が汚くなっていてそれをケアしたいのなら、クリアネイルショットαを使ってみるのがいいでしょう。
ただし、効果的な使い方のポイントがひとつ。
北の快適工房のスタッフさんに教えてもらったのですが、手の爪は手を洗ったり、物をつかんだりするので、せっかく塗ってもすぐに成分が剥がれ落ちてしまう可能性が高い。
なので、お風呂に入った後、夜寝る前につけるのがオススメ。
お風呂に入って柔らかくなった爪にクリアネイルショットαを塗れば、眠っている間にず~っとアプローチ成分が浸透してくれるでしょう。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されますし、1日で最も爪の延びる時間帯でもあります。
「寝る直前のクリアネイルショットα」
これが手の爪にクリアネイルショットαを使う際のコツなんですね。
ネイルのやりすぎや水仕事が多かったりで爪がボロボロの状態になっているとしたら、市販のネイルオイルを使うよりもクリアネイルショットαのほうがオススメ。
アプローチ成分が爪の奥に浸透するので、爪の変化をより早く実感できるでしょう。
クリアネイルショットは乾燥してガサガサになった手の爪や、乾燥が原因の二枚爪、縦線の入った硬い爪、不健康に変色した爪にもオススメできます。
クリアネイルショットαは足の裏にも使える?
クリアネイルショットαは足の裏や指と指の間のケアにも使えるのか、北の快適工房に問い合わせてみました。
その結果、クリアネイルショットαは足の裏に使うのに適していないということがわかりました。
北の快適工房のスタッフさん曰く、やっぱりクリアネイルショットαは爪に特化した製法なので皮膚に使うのはオススメしていないとのこと。
もし足の裏がガサガサしていたり、皮がむけたりといった状態をどうにかしたいのなら、「クリアフットヴェール」を使うのがいいというアドバイスを受けました。
クリアフットヴェールはクリアネイルショットαの姉妹品で、パッケージのデザインも配合されたアプローチ成分もとてもよく似ています。
どちらもジェルタイプでにおいも似ていますが、クリアフットヴェールのほうがとことなくゼリーのような質感になっています。
ベタベタしていないので、少量でも足の裏全体にいきわたるのが特徴です。
そんなクリアフットヴェールにはクリアネイルショットαと同様に竹酢液が含まれています。
肌に特化した製法で作られているので、足の裏や指の間の皮膚にはクリアフットヴェールを使う方がいいみたいですね。
クリアネイルショットαは爪専用のケアジェルです。
なので、足の爪はもちろん、手の爪にも問題なく使用できます。
爪に直接浸透して栄養と潤いを与えてくれるので、乾燥した爪のケアに適しています。
表面がガサガサだったり、二枚爪になっていたりした場合も、クリアネイルショットがしっかりとケアしてくれるでしょう。
ただしクリアネイルショットは皮膚に塗布するのには向いていないので使わないようにしましょう。
あくまでも爪に使うのがオススメな商品なんですね。