市販の水虫薬の形状は大きく3つのタイプに分かれます。
①クリーム
②液状
③スプレー
自分の水虫にはどれ合っているのか?
どれを選べばより効率的に水虫が治療できるのか?
その違いがイマイチよくわかりませんね。
今回は、水虫薬の3つの形状の特徴と選び方を簡単にまとめて紹介します。
クリームと液の違いは?水虫薬の特徴と選び方
ひと口に”水虫”といっても、その症状はけっこう幅広いです。
足の指と指の間の皮膚が剥けて、と~っても痒くなるタイプ。
皮膚に水泡ができて、潰すと透明の汁が飛び出し、ジュクジュクするタイプ。
痒みはないけど、足の皮膚の表面が硬くなり、カサカサするタイプ。
…想像するだけでなんだか気持ち悪いし、足の裏が痒くなってきますね。
自分の水虫の症状にあわせて適切な水虫薬を選べば、白癬菌を撃退できる確率も高まるでしょう。
まずは、クリームタイプの水虫薬の特徴を紹介します。
クリームタイプ水虫薬の特徴
クリームタイプの水虫薬は最も一般的で、幅広い症状に対応できる特徴を持っています。
どれにしようか迷ったらクリームタイプを選んでおけば間違いないでしょう。
指と指の間の乾燥した水虫にも、ジュクジュクした水虫にも、皮膚が硬くなって広範囲に広がる水虫にも効果を発揮します。
他のタイプに比べて皮膚への刺激が比較的穏やかなので、敏感肌だったり、炎症や虫刺され、ケガしている状態にはクリームタイプを使った方が無難です。
ただし、指で広げて塗布する必要があるので、使った後は手を洗う必要がありますね。
- いろんな水虫の症状に対応できる
- 皮膚への刺激が弱い
- 指先がクリームでベトベトになる
液状タイプの水虫薬の特徴
液状水虫薬の一番の特徴は、その爽やかな使用感にあります。
アルコールが含まれていて、足の裏に塗布した後にすぐに蒸発するのでべたつきません。
クリームタイプの水虫薬を塗った後は足の裏がベトベトしてしまい、床を歩きたくなくなるし、靴下を履くのもちょっと嫌になっちゃいます。ですが、液状タイプであればそんなことはないでしょう。
液状なので乾燥したタイプの水虫と相性がよく、ジュクジュクした水虫には向いていません。
また、アルコール成分がはいっているので、皮を無理やりめくって傷ついた状態や、水泡を潰した後の状態に塗布すると染みちゃうので注意が必要ですね。
- 乾燥したタイプの水虫にオススメ
- 皮膚への刺激が強いので注意
- 使用後はすぐに乾燥して爽快
スプレータイプの水虫薬の特徴
スプレータイプの水虫薬の特筆すべき特徴は、手が汚れず手軽に使えることにあります。
他の水虫薬は患部に塗布して、指で広げる必要があります。ですが、スプレータイプの水虫薬であれば、気になる患部にシュッとひと吹きするだけ。
面倒くさがりの人や、いちいち指先に水虫薬が付くのが嫌な人にオススメです。
パウダー状のスプレーや冷却効果のあるスプレーもあるので、暑い夏にもいいですし、ジュクジュクした水虫にも使えますね。
皮膚への刺激はクリームタイプよりは強いですが、液状タイプの水虫薬よりは弱いでしょう。とはいえ、傷ついていたり水泡が破れた状態の患部には使用しない方がよいでしょう。
- 手を汚すことなく使える
- 幅広い水虫の症状に対応できる
- 皮膚への刺激は中程度
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個人的なオススメ
私はすべてのタイプの水虫薬を使ったことがありますが、オススメは普通にクリームタイプですね。
水虫の症状は皮がめくれるタイプですが、液状だと塗布した時にス~っと垂れてしまい、ピンポイントで使いずらい。スプレータイプは何となくすぐに使い終わってしまう気がする。
その点、クリームタイプは指でしっかりと患部に塗布できるし、伸ばせは少量でも広範囲に塗布できます。
とはいえ、水虫薬それぞれにメリット、デメリットがあります。
水虫をしっかりと治すには、自分の水虫の症状や性格に合わせて最適な水虫薬を選ぶのが大切。
クリームタイプがいいのか、それとも液状なのか、スプレータイプなのか、今回紹介した特徴を水虫薬を選ぶ際の参考にしてみてください。